子猫用キャットフード

生まれてから1年までの間の幼い間を「子猫」といい、体も弱いので健康のためにしっかりとした食生活を送らせてあげるのが重要です。
今回は、子猫用のキャットフードについてご紹介します。

子猫用キャットフードの特徴としては、「高カロリー・高タンパク」が特徴です。
「それじゃあ太ってしまうんじゃ?!」なんて思ってしまいがちですが、実際は逆で、子猫は成長期の最中にあるわけですから、成猫よりもたくさんのカロリーやタンパク質、栄養素が必要となります。
成長期の人間の子供が「たくさん食べるべき」といわれるのと同じです。
なので、成猫用のキャットフードは子猫用キャットフードほどカロリーやタンパク質が豊富ではなく、子猫に与えるというのは栄養不足の原因となるため好ましくありません。

また、アレルギーにも気を遣いたいものですよね。
まだ幼いことから、どんな食べ物のアレルギーなのかを把握することは難しいのが現状です。
動物病院でも検査はできますが、手間や費用が掛かってしまいます。
普段から子猫用のキャットフードを問題なく食べていても心配だという場合は、アレルギーを起こしやすい卵、乳製品、エビ、カニなどを含んでいないものを選ぶのが賢明といえます。

さらに、添加物が多く含まれているキャットフードは選ばず、できるだけ天然由来のものを選ぶべきです。
愛猫家の中には、手作りのキャットフードを与えている方もいるそうです。
毎食手作りとなるとさすがに大変そうですが、簡単に手作りできる方法がこちらに載っています。
【参考URL】
http://www.woodenhorsepub.com/newp.html
普段は品質の高い高級はキャットフードをあげるなど市販の商品に頼り、たまにのご褒美にでも飼い主さんの愛情たっぷりの手作りフードをあげてみてはいかがですか?

添加物は成猫でも人間でも悪影響を及ぼす場合があり、健康には良くないといわれているわけですから、いうまでもなく子猫の体には大きな負担となります。
しかし、子猫用かつ完全に無添加のキャットフードは少なく、多少の添加物が含まれているのが現状です。
この点を気に掛けるなら、他と見比べて添加物の含有量や種類が少なめになっているものを選ぶのがよいでしょう。

他にも、安全なキャットフードの定義はこちらに詳しく書いてありますが、明らかに安いものを選ぶのも好ましくありません。
安いものはほとんどが質の悪い材料を使用しており、さらにいえば添加物まで粗悪になっている可能性もあります。
最低でも、周りよりも少しだけ安い程度以上のものを選ぶべきでしょう。