成猫用キャットフード

成猫というと、1歳から10歳程度の間が成猫とされており、最も体が丈夫な時期といえます。
しかし、いくら子猫や老猫よりも体が丈夫だからといって、健康に気遣わなくてもいいというわけではありません。
今回は、成猫用のキャットフードについてご紹介します。

成猫は時期的にも割合的にも、最もすべての猫の中で数が多いので、キャットフードの種類も比例するかのようにたくさんあります。
これだけ聞けば、選択肢の幅が広くていいじゃないかと思える上に確かなことですが、一方で健康面に心配になりがちなものも出回っています。

例えば、「4Dミート」を含んだものです。
4Dとは肉の加工以前に、もとから「死んでいた」「病気だった」「死にかけていた」「障害があった」という意味の英単語の頭文字を取ったものです。
人間に向けた食品の材料としてはとても使うことのできない粗悪な肉です。
しかし、人間に向けては使えないからといって廃棄するのではなく、猫をはじめとするペット用に回されてきたのが、この4Dミートです。
パッケージにはそのまま「4Dミート」と原材料名として記載されているわけではなく、「ミートミール」や「肉副産物粉」などと記載されています。
これらの名称があれば、ほぼ確実に4Dミートが使用されています。
4Dミートは一般的な価格はもちろん、高価なキャットフードにはまず含まれていません。
素材がしっかりしているから、その分値段が張るからです。
つまり、4Dミート=安価なキャットフードと考えて良いでしょう。

また、添加物にも注意したいところです。
子猫や老猫よりも耐性があるのは確かですが、摂取し続ければ体内に蓄積されていってしまい、老猫になったころに病気のリスクが上がったり、その他病気の免疫や耐性が弱くなったりと、デメリットを被る危険性が少なからず上がってしまいます。
そのため、できれば無添加のキャットフードを、無添加が難しくてもなるべく添加物が少ないキャットフードを選んであげるようにしましょう。
添加物が少なければ、劣化しやすくなってしまうのが難点ですが、このように老後を考えると自然に近いものを選ぶべきです。
品質が良く無添加のキャットフードのおすすめの選び方については、こちらの参考サイトをご覧ください。
【参考URL】
http://www.revitalcohen.com/hinnsitunoii.html